北海道新幹線を成功と失敗の二分化を

開業して間もない北海道新幹線の成功と失敗を二分化して考えるのはまだ早く、札幌駅までの延伸、そしてその後の計画を見守っていく必要がありますが、開業間もなくしてなかなか予約でいっぱいにならない北海道新幹線の座席に関する情報に触れ、成功と失敗を論じたくなるのは致し方ないことです。

成功の面から考えると、北海道まで行く選択肢が増えたという点です。今までは夜行列車などで行かなくてはならず、アクセスが限られているだけでなく、その時間もかなりかかりました。

そして飛行機に客足を奪われるということも続いていました。

その中で、北海道新幹線が開業したことで今まで飛行機に流れていたお客さんを少しでも取り戻すということが可能になったのです。

現状は費用面で飛行機を凌駕しているわけではなく、あくまで話題先行の印象が強い状態です。札幌駅まで延伸となると、話は変わります。

観光地やリゾート地などを通ることでそうしたお客さんを掘り起こすことができるようになります。

延伸までにはあと20年ほどかかると言われ、それまでに情勢がどう変化しているかに注目です。

失敗という点で考えると、北海道新幹線の赤字まで背負うJR北海道がいよいよ追い込まれるかもしれないというものです。

北海道には多くの線路があり、その管理維持だけで相当な費用がかかります。

それでいて赤字路線が多いため、なかなか手が回らないのが実情で、その結果、多くのトラブルを招いています。

北海道新幹線の線路内でも開業前年にトラブルを連発させるなど、その管理体制が問題視されています。

北海道新幹線にかかりきりになると、別の路線にまで注意が向かないということもあり、トラブルは避けたいところです。

明るい未来となるか、厳しい現実となるかは北海道新幹線をどう地域振興に役立てるかというアイデア1つです。

東北との交流、都市部での宣伝の強化などやるべきことは山積しており、成功と失敗を二分化するターニングポイントをいかに乗り切るかに注目が集まります。